三浦雄一郎さん講演会 「攻める健康法-80才エベレスト登頂」と題して
11月4日信毎メディアガーデンにて、これまでの実績、世界記録を作る為の日々のトレーニング、そしてエベレスト登頂記録の映像を鑑賞しました。その後にエピソードを交えての体験談、健康管理の秘訣の講演がありました。山登りが元気の素でもあり、治療にもなりました。「夢を持ち続けることが大事」と締めくくられました。
若い時は山に取り憑かれ、山小屋の手伝いをしたり、日本アルプス縦断などをしていました。北大の獣医学部では、獣医師の資格も取りました。この時ビール、ステーキが好きになったとのことです。1953年5月29日ヒラリーがエベレストに初登頂したのを聞き、自分もエベレストに登頂する決意を新たにしたそうです。
体に大きな負荷(足に10キロづつ、背中に30キロを背負い)を掛る「攻める健康法」で、体力をつけることをしていました。その結果、70才、75才、80才でエベレスト登頂に成功し、世界最高年齢登頂記録としてギネスに認定されました。
「来年は、南米のアコンカグアへ行く予定です」と夢を語っていただきました。最後に「松本は山岳が有り、そしてインターバル速歩を開発した能勢博さんがいる」と健康寿命延伸都市・松本としての宝を話されました。